« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

Balanchine Calendar 2010

来年のカレンダー、今年に引き続きバランシン(NYCB)のものにしました。表紙は赤の衣装も艶やかな「ルビーズ」から。女性ソリストが、4人の男性に手首と足首を支えてもらってパンシェしているシンボリックな名シーンです。

Balanchine 2010 Calendar Book Balanchine 2010 Calendar

販売元:Tide-Mark Pr Ltd (C)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この女性ソリストは、先日の東京公演でもよく登場した長身のテレス・レイクレン。( Teresa Reichlen →テレサと読まないのね?) 私もこのブログで、「『ルビーズ』のソリスト役を見てみたい」と書きましたが、やっぱりもう踊っているんですね~。まさにイメージ通り!

各月の内容をあげておきます。

  • 1月・・・「ウェスタン・シンフォニー」 アビ・スタフォード&ニラス・マーティンス
  • 2月・・・「エメラルズ」 テレス・レイクレン
  • 3月・・・「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」 アマール・ラマザール
  • 4月・・・「タランテラ」 ダニエル・ウルブリクト
  • 5月・・・「眠れる森の美女」より群舞(ガーランド・ダンス)
  • 6月・・・「夏の夜の夢」 アダム・ヘンドリクソン
  • 7月・・・「オルフェウス」 ダーシー・キスラー&ニラス・マーティンス
  • 8月・・・「スクェア・ダンス」 アンドリュー・ヴェイエット
  • 9月・・・「ルビーズ」 テレス・レイクレン(表紙と同じ)
  • 10月・・・「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 アシュリー・バウダー
  • 11月・・・「ブラームス-シェーンベルク・カルテット」 サラ・マーンズ&アマール・ラマザール
  • 12月・・・「くるみ割り人形」 ジェニー・ソモジ

テレス・レイクレンは2月の「エメラルズ」のロマンチック・チュチュも綺麗です! 4月のウルブリクト「タランテラ」からは、先日のオーチャード・ホールの興奮が思い出されます。3月「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」のラマザールの脚!!

個人的に不満なのは、ウェンディ・ウィーランやマリア・コウロスキーの写真がないこと。あと、地味な月(シンプル美というわけではなく)もある。どういう基準で題材を選んでいるんだろう?

| | コメント (0)

あ~、ロシアで遂にやってしまった・・・。

フィギュアスケートGPシリーズ、ロシア大会。前週のフランス大会で「もしや」と思った嫌な予感がロシアで現実になってしまった! 練習ではできている3Aがなぜか本番でできない真央ちゃん、遂にシニア参戦して初めてグランプリファイナル進出の危機。

フランス大会では2位だったけど、内容的に1週間で立て直せる問題だろうか?と心配したら、ロシアでますます悪い状態になってしまった。SP出遅れたけど、点差からいっても、フリーで本来の滑りができれば十分メダル取れたような気がするけど・・・。(世界女王になった時も、フリーで3A失敗したんですもの。3Aがすべてではない)

フランス大会後のインタビューで、松岡修造氏が「曲を変えるつもりは?」と真央ちゃんに水を向けてましたが、日本人なら誰しも荒川静香の吉例(シーズン前半不調のため、曲変更、ついでにコーチも変更sweat01・・・して五輪金)が頭をかすめるでしょう。でも、真央ちゃんは曲も変えないし、3Aも合計3回入れるのを変えないそうです。(ロシア大会後のコメント)

私は今回の規定違反(3A+2回転の失敗のため、結果的に、単発の2Aを2回やったことになった→2回目は0点)のリスクもあるし、制約の厳しいSPに3Aをもってくるのはどうかと思うけど・・・。ま、でも本人が固い意志なら、このまま進むしかないんでしょうね。早く彼女に笑顔が戻りますように。

安藤美姫さんは大人になりましたね。苦労が彼女を磨いたんでしょうね。何をするべきか、しないべきか、冷静に計算ができるというのは。

ところで、グランプリシリーズの6つの大会で、誰がどこに出るかは選手が決められないって本当でしょうか? ウィキぺディアに書いてありました。前シーズンの世界選手権の順位によって、上位の6人の選手はくじ引きで割り当てられるらしい。先シーズン好調だった選手たちが一箇所に偏らないようにとの配慮らしい。

テレビの解説でも、「○○大会と△△大会に出るのは、戦略でしょう」とか言ってたけど、全然違うということだよな~。もしくじ引きの結果なら、不調の時に立て直す間もないまま2週続けて試合というのは、真央ちゃん不運だったのかも。

| | コメント (0)

今年の読み聞かせ

子供の学校では、全学年で保護者のボランティアによる読み聞かせがあります。私も毎年参加していて、今年は今月と来月が担当月。

遊びではなく授業時間内なので、できるだけ集中させたいのだけど、大人のための朗読会と違って、子供はつまらないとゴソゴソしだす。なので、どうしてもページ数の少ない絵本になります。普段児童書を読んでる学年の子対象にどんな絵本を読めばいいのか・・・お母さんたちは結構悩むんですよね~。

でも、世の中には大人でも感動する味わい深い絵本があるので、それを探すのもこのボランティアの楽しいところ。

今月の読み聞かせが先日終わったんですが、今回は非常に素晴らしい絵本に出会いました。

ウェン王子とトラ ウェン王子とトラ

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

フランス在住の中国人作家の作品で、水墨画の趣のある絵が大変に美しく迫力があります。物語も、占いによって人食いトラの元に差し出された主人公の王子の運命や父母の苦悩など、高学年でも十分楽しめる内容でした。

私も図書館で読んでみたところ、思わずその場で落涙。(知人が司書でカウンター内にいたので恥ずかしかった~coldsweats01) 家に帰って一人でまた読んで泣き、お風呂でまた号泣・・・。

本番で泣かないよう、つとめて冷静に読む練習を積み重ね、遂に全部暗記してしまったsweat02(別に暗記する必要はないのだが・・・)

おかげさまで、子供たちにも担任の先生にも好評を頂きました。また、来月もがんばろっと!

| | コメント (0)

強気のパリ・オペラ座

今日はブログ2つ目。どうしてもこれは書いておきたい!と思って・・・。

既に、発表されていますが、パリ・オペラ座系の公演が来年目白押し。2月のルグリのガラ、3月のオペラ座本体の日本公演、7月のエトワール・ガラ。本当に日本は良い市場のようですね~。(←皮肉)

嫌なのが、チケット代が年々釣り上がっていくこと。このデフレの時代に・・・。ジーンズが3桁で売られているご時勢に・・・。ルグリのガラはオケ無しなのにBプロはS席19000円! POBにいたってはS席またもや25000円!!(このまま高止まりor上昇するのだろうか) 段々、手放しで来日してくれることを喜べなくなってきた。

NBSのルグリのガラのチラシに「バレエ・ファン騒然!」と書いてあるけど、「値段にか?」と思ってしまった。(私は「呆然!」となりました・・・sweat02

| | コメント (0)

ニューヨーク・シティ・バレエ2009(その3:さらっと感想)

・・・の前に、フィギュア・スケート、フランス大会SP。真央ちゃんはかなり出遅れましたね~。トップの金ヨナ選手とは20点ほどの差。これは厳しい~。どうも真央ちゃんはシーズン初めは調子が出ないようだ。ジャパン・オープンで披露された新フリー・プログラムもまだ完全に仕上がってない感じだったし・・・。

で、NYCBのさらっと感想。(もう1週間ほどたつが・・・。だって今週忙しかったんだもーんbearing

まずは、協奏曲づくしのBプロ。

実は、公演の1ヶ月くらい前から、ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲第2番、バーバーのヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番はかなり聞きこんでおりました。まるで、試合に向けた強化練習を自分に課すが如くにです! 全部じゃないけど旋律をところどころハミングできるぐらいになってから公演に臨んでみると、音楽の流れが把握できて、よりバレエが楽しめた実感がありました。

私が行ったのはBプロでも10月11日(日)だったけど、最も感動したのが「チャイコフスキー・ピアノ・コンチェルト第二番」のアシュリー・バウダーの音楽性あふれる踊り。本当に彼女の動きすべてが音楽のようでした。

同作のソリスト、長身のテレス・レイクレン。もっと貫禄がついたら、バランシンのタイターニア(夏の夜の夢)や「ルビーズ」のソリストを見てみたい。

「タランテラ」のタイラー・ペックとダニエル・ウルブリクトはお見事!(本当にペックの「チャイコ・パ・ド」見たかったよ)

ラトマンスキーの「コンチェルトDSCH」も面白かった~!

翌日のAプロ。

「セレナーデ」はキャストに不満が・・・。バウダー@ロシア、サラ・マーンズ@エンジェル、ジェイニー・テイラー@遅刻者。マーンズはふっくらした体型が幸福感ありますな~。エンジェルはエンジェルでも、これはダーク・サイドなんですけど・・・。「エレジー」楽章の男を踊ったアスク・ラ・クールは「アポロ」とかも見てみたい。

「アゴン」、ウェンディ・ウィーランはお手本のよう。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」はアビ・スタフォードとアンドリュー・ヴェイエット。スタフォードはあんまり好きなダンサーじゃないけど、NYCBのプリンシパルとしては当然のレベルはクリアしていたと思う。ヴェイエットは独特の味付けで新鮮な風味だった。これがアメリカ風?(っていうか本流?) 昔見たダミアン・ウーツェルもこんなだったか!?

| | コメント (0)

ニューヨーク・シティ・バレエ2009(その2:バレエ・インサイト)

今回のNYCB日本ツアーで2回行われた「バレエ・インサイト」。私は2回目の“音楽から全ては生まれる~『バーバー・ヴァイオリン・コンチェルト』に焦点を当てて”に参加してきました。

NYCB教育部マネージャーのローレン・アクセルロッド女史の司会で、芸術監督ピーター・マーティンス氏と音楽コーディネーターのリチャード・モアドック氏が通訳を介してお話をしてくれました。

NYCBはこういう教育プログラムにも力を入れていて素晴らしいですね。お客様サービスは、何もダンサーとの写真撮影やサイン会だけじゃないんですね。

さて、パネリストからは色々興味深いお話がありました。

その中で、印象に残った事を2,3。

質疑応答で、お客さんからの質問に答えるかたちでマーティンスが語ったことですが、現代作曲家の作品を盛んに取り入れられないのには、お金がかかり過ぎるから、とのことでした。

また、レゲエなどの最新の音楽ジャンルも取り入れたいが、録音を使いたくないので、どうしてもその分野の演奏者を呼ぶことになる。そうすると、付属のオーケストラのメンバーに十分なお給料が払えなくなる。・・・等々、なるほどなお話でした。

第2に、NYCBでは音楽がまずありきなんだ、ということ。なので、プログラムなどには、振付家より先に作曲家の名前が印刷されています、ということでした。

これには、私もすごく申し訳ない気持ちになりました。アメリカ在住時代から、NYCBはそこが他のバレエ団とは逆転して書かれているのに気づきながら、自分のウェブサイトには一般的な振付家→作曲家の順に直して書いてました。「きっと音楽を重視しているからだろう」とは思っていたのだけど、ついつい他のレビューとの見た目の整合性に囚われていたのでした。でも、あの場であんなにはっきり言及するほどの拘りがあったなんて・・・。これからは私も改めよう!

最後に、音楽重視の観点から、「NYCBでは音楽をダンサーに合わせない。ダンサーが音楽に合わせるのです」という言葉が心に残りました。「音楽はバレエの伴奏ではない」という言葉も、NYCBが他バレエ団と決定的に異なる点ではないでしょうか。私はここで感動すら覚えましたね。

例えば、人気作品「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は世界中のダンサーが踊ってますが、踊り手によってかなり所要時間が違います。私が所蔵する複数の映像で最も速い組と遅い組では、全体8分ほどの音楽で40秒近くも違います。(レヴェランスなどの時間は省く)

世界のバレエ作品には、音楽よりもドラマを重視するもの、ダンサー個人の表現やテクニックを重視するもの、様々あるからこそ楽しいのだけど、NYCBの舞台はこの「音楽があってこそ」を深く胸に留めながら見たいと思いました。 

| | コメント (0)

ニューヨーク・シティ・バレエ2009(その1:まずは・・・)

3連休のうち2日オーチャードホールに通い、11日のBプロと12日のAプロを見てきました!(Bプロ良かった~!)

友人が10日のCとAも見ており、彼女から聞いた話では、その日のマチネCプロの「アフター・ザ・レイン」でセバスチャン・マルコヴィッチが怪我をしたので、その影響で様々なキャストが玉突き変更になった模様です。

私もAプロの「チャイコ・パ・ド」のキャストをタイラー・ペック/ゴンザロ・ガルシア組で見るはずが、アビ・スタフォード/アンドリュー・フェイエット組に換えられてしまいました・・・。アビは好みのダンサーではないので、ショックだった・・・。フェイエットは良かったけど。

ペックは前日の「タランテラ」が素晴らしかったので、期待したんだけど。様々なバレエのブログを見ると、どうも11日(日)の昼夜で「タランテラ」を同キャストで踊ったようですね。そりゃ、翌日は踊らんだろう。それにしても、マルコヴィッチの怪我が大したことないといいけど・・・。

| | コメント (0)

そうだ、書き忘れ

わざわざ書き足す必要もないだろうと思いつつ、でも書く。

NYCB日本公演を記念して(と決め付ける、でもきっとそうだよね?)、新しいDVDが発売されることは前の記事に書きましたが、マイブログもNYCB風にチェ~ンジ! なんか私のもっているNYCBのイメージはこのキラキラなんだよね~。

時計もプリンセス時計を復活。マウスオーバーすると、ポインターの軌跡がきらめくんですよ。知ってました?

私の印象では、NYCBはパフォーマンスの出来が結構バラつきがあるんだけど、凄い時は凄くって、本当にこのブログのデザインのようにキラキラするんですよね。ああ、今回もそんな良い舞台でありますように!

| | コメント (0)

NYCBの新DVD発売

昨日のNHK「スタジオパークからこんにちは」は、熊川哲也さんがゲストでした。Kバレエの公演が近づくと、「「徹子の部屋」とか夜のトーク番組とかに出演が増える熊川氏ですが、本当に最近は丸くおなりで・・・。(体型ではありません!) あの若い頃の才能あるがゆえの傲慢な物言いが跡形もないのですから。人間はやはり色んな経験を積んだ方がいいということでしょうかね。意地悪な言い方しちゃいましたが、今は本当に好ましく見えます。トークもチャーミングで素敵でしたheart04

さて、NYCBの東京公演があさってに迫りましたね~。(台風心配・・・) それを記念して(?)、新しいDVDが明日発売されます。ジャンッ!

バランシンを振り返る~歴史的なロシア公演より [DVD] DVD バランシンを振り返る~歴史的なロシア公演より [DVD]

販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2009/10/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これは2003年のサンクトペテルブルグの白夜祭に、NYCBが行った歴史的な公演の舞台映像とドキュメンタリー作品だそうです。これまでに市販されているNYCBの映像より、出演者は最新のものに近いことでしょう。

明日発売ということで、私もまだ見ていませんが、見て書けるようなら感想など書いて見たいと思います。

| | コメント (0)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »