最近のアマデウス
NHKの「名曲探偵アマデウス」、相変わらず楽しく見続けています。で、最近の放送で「おっ!」と思ったことを2つ取り上げてみたいと思います。
まず、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」。この曲に反社会主義のメッセージが隠されているという説を、本筋にからめてあって非常に面白かったです。
ショスタコーヴィチは、スターリンに目をつけられ、粛清の危機に脅かされ続けた作曲家ですが、この「交響曲第5番」4楽章の最後に隠されている「私は社会主義を信じない」のメッセージはオーケストラの演奏映像で見せられると、不思議に感動でした。(泣けちゃった)
(でも、旋律がカルメン「ハバネラ」の変形だとか、楽器が一斉に「ラ」を出すところを、ロシア語の「私」と同音だからとか、でここまで解釈しちゃっていいのだろうか? それともこの隠しメッセージはもう業界では有名なことなの?)
でですね、「おっ!」と思ったのは、その回の「アマデウス」で流れたソ連時代の若者のパレードの白黒映像を見た時。私にはデジャヴがあったわけです。そうです。先月のNYCBの日本公演で見たラトマンスキー振付「コンチェルトDSCH」(ショスタコーヴィッチ作曲)。 あの男性ダンサーたちの衣装と映像の山車に乗る若者の服装がそっくり。もしや、そういう時代考証が衣装製作の段階であったのかもしれませんね。
「コンチェルトDSCH」の曲、ピアノ協奏曲第2番は、ショスタコーヴィッチがスターリンの死を知って、粛清の恐怖からの開放を喜んで作曲したとも言われてますし、だからあんなに明るくはしゃいだ曲なのでしょうかね。
「アマデウス」、その次はプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。バレエの楽曲として有名なものはバレエの映像も使われるので、今回はどこかしら~と思っていたら、パリ・オペラ座でした。(ルディエールとルグリ) 音楽の「解剖」は一部に限定的で、物足りなかった。まあ、45分しかないから無理か・・・。取り上げられた箇所は面白かったんだけどね~。




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